SSブログ

今年の熱帯夜 約半世紀ぶりの珍事か [日ごろ思うこと]

24気節.jpg
二十四節気ってご存知ですか?
 二十四節気は、太陰暦を使用していた時代に、季節を現すための工夫として考え出されたものです。一年を二十四に等分し、その区切りと区切られた期間とにつけられた名前です。現在でも季節の節目を示す言葉として使われています。いま、この記事を書いているのは8月30日です。8月後半の二十四節気で定められているのは処暑 (しょしょ) 8/23頃です。この処暑 (しょしょ) は

「陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也(暦便覧)」

これは処暑は暑さが止むと言う意味です。萩の花が咲き、朝夕は心地よい涼風が吹く頃だが、台風のシーズンでもあることを表しています。



スポンサーリンク












さて今年の夏は、暑い暑いとのイメージがあります。みなさんはどんなイメージですか?8月も終わりを迎え、朝晩は過ごしやすい所が多くなってきました。そんな中、今年の東京の熱帯夜に関して、約半世紀ぶりの珍しいことが起こるかもしれません。



 今年の東京都心は、7月中旬に初めて最低気温が25℃を下回らない「熱帯夜」の日があって、その後1か月くらいは寝苦しい夜が多くなっていました。二十四節気とあわせて見ると、最も暑いとされる“大暑”を過ぎると熱帯夜の日数が増えましたが、“立秋”を過ぎると熱帯夜の日数が減りました。そして、暑さがおさまる頃とされる“処暑”以降、最低気温25℃以上の日はありません。今年は意外と二十四節気の暦通りに季節が進んでいます。

 この先も東京では最低気温が25℃以上という予想の日はなく、もしこのまま熱帯夜がないと、今年の最後の熱帯夜は8月19日だったことになります。こんなに早く熱帯夜が終わるのは、実に43年ぶりのことです。

 ただ、朝晩は涼しくなっても日中はまだ気温が上がります。沖縄以外でも今週後半は日中の最高気温が30℃くらいまで上がる予想です。日中の残暑で体調を崩さないようにしましょう。


スポンサーリンク






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。